こんにちは。「一人暮らし孤独だがやることはある」運営者の「yuka」です。
毎日仕事を頑張って、疲れ切ってオフィスを出た瞬間や、暗い部屋に帰宅した直後、どうしようもない孤独感に襲われることはありませんか。
日中は忙しくて気にならなくても、夕暮れ時になるとふとした瞬間に寂しさが押し寄せてきたり、ひどい時には涙が出てしまうこともあるかもしれません。
私自身も一人暮らしが長くなるにつれて、そんな夜を数え切れないほど過ごしてきました。
それは単なる気分の問題ではなく、ストレスや自律神経の乱れ、あるいは独身ならではの将来への不安が関係していることもあります。
この記事では、そんな虚しさを少しでも和らげるためのヒントを、私の経験を交えてお話しします。
- 仕事終わりに感じる孤独感の正体と心理的背景
- 涙が出るほど辛いときの心のケアとリラックス方法
- 一人暮らしの時間を充実させる具体的な気分転換
- 寂しい気持ちを否定せずに上手に付き合う考え方
仕事帰り急に寂しくなる主な原因と心理
仕事が終わってホッとするはずの時間なのに、なぜか心がざわついてしまう。
そんな経験、私にもよくあります。
ここでは、私たちが仕事帰りに感じてしまう急激な寂しさの背景にある、心理的な原因や体の状態について掘り下げてみますね。
独身が感じるふとした瞬間の孤独
普段は「一人が気楽でいい」と思っていても、ふとした瞬間に猛烈な孤独を感じることがありますよね。
特に仕事帰り、街ゆくカップルや家族連れの姿が目に入ったり、スーパーで買い物をしているときに「あ、私には帰って『ただいま』を言う相手がいないんだ」と改めて実感してしまったり。
仕事モードからプライベートモードに切り替わる瞬間、心の防壁が解けて、普段は蓋をしている「独りで生きていくことへの不安」が顔を出すのかもしれません。
40代になると周りの友人も家庭を持っていることが多く、気軽に誘いづらくなるのも孤独を深める一因になっている気がします。
疲れが溜まって涙が出てしまう理由
「別に悲しいことがあったわけじゃないのに、なぜか涙が出てくる」という経験はありませんか？
これは心が悲鳴を上げているサインかも。
仕事で気を張り詰めている間は感情を抑制していますが、会社を出て一人になった瞬間にその緊張の糸がプツンと切れてしまうんです。
極度の疲労状態にあると、脳が感情のコントロールをうまくできなくなると聞いたことがあります。
「泣く」という行為は、実はストレスを排出するための自浄作用でもあるそうです。
もし涙が出てしまったら、無理に止めようとせず、「私、よく頑張ったな」と自分を労ってあげてくださいね。
ストレスによる自律神経の乱れ
日々の業務によるプレッシャーや人間関係のストレスは、知らず知らずのうちに自律神経のバランスを崩してしまいます。
特に交感神経（興奮モード）から副交感神経（リラックスモード）への切り替えがうまくいかないと、不安感や焦燥感が増してしまうことがあります。
仕事帰り、体は疲れているのに頭だけが冴えてしまったり、妙にドキドキしたりするのはこのせいかもしれません。
私も繁忙期が続くと、帰りの電車の中で理由もなく「このままでいいのかな」と不安に押しつぶされそうになることがよくあります。
自律神経を整えるには？
深呼吸を意識するだけでも効果があるそうです。
駅からの帰り道、少しゆっくり歩いて深く息を吸ってみると、心が少し落ち着くのを感じますよ。
帰宅後の静けさに虚しさを覚える
玄関のドアを開けた瞬間、真っ暗で静まり返った部屋に出迎えられる。
この瞬間の「シーン」とした静けさが、寂しさを増幅させますよね。「
おかえり」と言ってくれる人がいない、明かりがついていない、その事実が「自分はたった一人なんだ」という現実を突きつけてくるようで、急に虚しさがこみ上げてくるんです。
テレビや音楽をすぐにつけて音で空間を埋めるという人も多いのではないでしょうか。
私も帰宅したらまずはテレビをつけて、人の声がする環境を作るようにしています。
それだけでも、あの独特の圧迫感のある静けさは少し和らぎますから。
夕暮れ時に不安になる心理状態
「黄昏泣き」という言葉が赤ちゃんにありますが、大人だって夕暮れ時はセンチメンタルになるものです。
日が沈んで辺りが薄暗くなっていくこの時間帯は、体内時計的にも活動モードから休息モードへ移行する時期。本能的に不安を感じやすくなっているのかもしれません。
秋や冬など日が短くなる季節は、特にこの傾向が強くなる気がしませんか？
まだ仕事中なら気が紛れますが、ちょうど退社時間と重なると、夕闇に包まれていく街の景色と自分の孤独がリンクしてしまって、どうしようもなく切なくなるんですよね。
仕事帰り急に寂しくなる人への対処法
寂しさを感じること自体は悪いことではありませんが、その感情に飲み込まれてしまうと辛いですよね。
ここでは、私が実際に試して効果があったと感じる、心と体をケアする方法をいくつかご紹介します。
自分に合いそうなものを試してみてくださいね。
美味しい食事で心と体を満たす
「お腹が空いているとネガティブになる」というのは、あながち間違いではありません。
寂しい時こそ、適当に済ませずに美味しいものを食べましょう！
私は仕事で落ち込んだ日、ちょっと奮発してデパ地下でお惣菜を買ったり、好きな具材をたっぷり入れたお鍋を作ったりします。
温かいスープや味噌汁を飲むだけでも、お腹の中からじんわりと温まって、心まで解けていくような感覚になります。
栄養バランスが整うと、自然とメンタルも安定してくる気がします。
自分自身を「おもてなし」するつもりで、食事の時間を大切にしてみてください。
質の高い睡眠で疲労を回復する
寂しさや不安感の裏には、慢性的な睡眠不足が隠れていることが多いです。
体が疲れていると、どうしても思考がネガティブな方向へ引っ張られてしまいます。
「今日はもう何も考えない！」と決めて、早めにベッドに入るのも一つの手です。
私はお気に入りのアロマを焚いたり、肌触りの良いパジャマに着替えたりして、入眠の儀式を大切にしています。
スマホを枕元に置かないというのも重要。
SNSで他人のキラキラした生活を見て余計に落ち込む…なんていう負のループを断ち切って、ぐっすり眠れば、翌朝には「なんであんなに悩んでたんだろう？」と思えることも多いですよ。
没頭できる趣味で気分転換する
寂しさを感じる隙間がないくらい、何かに没頭する時間は最高の特効薬です。
映画やドラマを一気見するでもいいですし、手芸やパズル、ゲームなど、無心になれるものがおすすめ。
私は最近、大人の塗り絵にハマっているんですが、色を塗ることに集中していると、仕事のモヤモヤも将来の不安も忘れて、頭の中がクリアになります。
「これをやっている時は楽しい」と思える時間を持つことは、一人暮らしの生活を豊かにしてくれますし、自分自身の心の支えにもなります。
友人や家族と連絡を取り合う
どうしても寂しさが消えない時は、誰かと繋がることで安心感が得られます。
今はLINEや通話ですぐに連絡が取れる時代ですから、気兼ねなく家族や友人にメッセージを送ってみてはどうでしょうか。
「寂しいから話聞いて」と言えなくても、「今日こんなことがあってさ」と他愛のない会話をするだけで十分。
私も実家の母に電話をして、天気の話や飼っている猫の話をするだけで、なんだかホッとして「一人じゃないんだな」と思えます。
SNSでのゆるい繋がりも、孤独感を和らげるツールとして上手に活用したいですね。
軽い運動でネガティブ思考を解消
体が凝り固まっていると心も凝り固まってしまいます。
仕事帰りにひと駅分歩いてみたり、家でYouTubeを見ながらストレッチやヨガをしたり、体を動かすと不思議と気分がスッキリします。
運動をして血行が良くなると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されやすくなるそうです。
激しい運動じゃなくて大丈夫。
お風呂上がりに軽くストレッチをするだけでも、体がポカポカしてリラックスできますし、その後の睡眠の質も上がって一石二鳥ですよ。
仕事帰り急に寂しくなる気持ちとの付き合い方
最後に、一番大切なのは「寂しいと感じる自分を否定しないこと」かなと思います。
「いい歳をして寂しいなんて恥ずかしい」とか「もっと強くならなきゃ」なんて思う必要はありません。
寂しさは誰にでもある自然な感情です。
「今日はちょっと疲れちゃったんだな」「人肌恋しい日なんだな」と、
自分の感情を客観的に受け止めてあげるだけで、少し心が軽くなります。
寂しさは、自分自身が「休みたい」「誰かと繋がりたい」と発しているサインかもしれません。
その声に耳を傾けて、自分を優しく労ってあげてくださいね。
注意点
もし、寂しさや憂鬱な気分が2週間以上続いて、食欲がない、眠れないなど日常生活に支障が出る場合は、心の風邪かもしれません。
無理をせず、専門のクリニックなどに相談することも検討してください。
