こんにちは、「今日も寝れないのか」のyukaです。
派遣で15年以上、いろんな職場を渡り歩いてきたんですが、どの職場にも「あ、この人、香水つけてるな」と気づく男性が一人はいました。
出勤してきた瞬間にふわっと香る人もいれば、すれ違った数秒あとに残り香だけが漂う人もいて。正直、最初は「なんでわざわざ?」と思っていたんですよね。
でも観察を続けるうちに、香りって、その人のちょっとした気持ちがにじみ出るものなんだなと感じるようになりました。
モテたいだけの人もいれば、ニオイが気になる人、自信を補いたい人、単に好きでつけている人もいます。
この記事では、香水をつける男性の心理を、職場で見てきたことと心理学の考え方をまじえながらお話しします。あなたが気になっているあの人の香り、どんな意味があるのか。一緒に読み解いていきましょう。
- 香水をつける男性に多い4つの心理
- 職場やデートなど場面ごとの本音
- 女性が好む香りとつけすぎの境目
- 好印象になる量や場所と付き合い方
香水をつける男性の心理は大きく4つ
まず全体像からいきます。香水をつける男性の心理は、細かく見ればいろいろありますが、大きく分けると4つに落ち着くかなと思います。ひとつずつ見ていきましょう。
身だしなみを大事にする気持ち
いちばん多いのは、実は「身だしなみの一部」として香水をつけている人です。
男性の香水の使い方を調べたアンケートでも、使う理由の1位は身だしなみのためという結果が出ていました。モテたいから、ではないんですね。
髪をまとめて、シャツにアイロンをかけて、靴を磨く。その延長に香りがある感覚です。こういう人は、つける量もひかえめで、近づいてやっと分かるくらいのことが多いかなと思います。
以前の職場にも、毎朝きちんとスーツを着て、ほのかに石けんっぽい香りをさせている営業の男性がいました。だれに見せるわけでもなく、仕事の準備のひとつとして香りをまとっている感じ。
こういうタイプは、あなたにだけ特別な気持ちがあるわけではなく、だれに対しても同じ、という場合がほとんどです。
汗やニオイを隠したい不安
2つ目は、自分のニオイが気になっている人。汗や体のニオイを抑えたいから、という理由も、男性が香水を使う動機として上位に挙がっています。
わかります、気になりますよね。とくに夏の満員電車や、外回りのあとなんかは不安になるはず。そこで香水をシュッとして、安心を買っているわけです。
ただ、ここに落とし穴があります。汗のニオイの上から香水を重ねると、混ざって別のにおいになることがあるんです。
不安が強い人ほど量が増えやすく、それが「つけすぎ」につながっていく。この話は、あとの章でもくわしく触れますね。
好印象やモテを狙う気持ち
3つ目は、いい印象を持たれたい、異性の目を引きたいという気持ちです。
ある調査では、男性は仕事の場面やきちんとしたい場面で香水を使う傾向があり、女性に比べて「異性の気を引くため」という理由が目立つ、という見方も示されていました。
心理学でいうと「ハロー効果」に近い考え方です。ひとつ良い印象があると、ほかの部分まで良く見えるという働きのこと。
清潔感のある香りがすると、人柄まで感じよく見える。そんな期待を込めている男性は、少なくないと思います。
もちろん、狙いすぎは空回りします。気合いの入った日にだけ急に濃く香る、なんてときは、だいたい周囲にも伝わっちゃうんですよね。
自分の気分を上げたい本音
4つ目は、シンプルに香りが好きで、自分の気分を上げたい人。だれかのためではなく、自分のためです。
香りは記憶や気持ちと結びつきやすいと言われていて、「この香りをつけると仕事モードに入れる」というスイッチ代わりにしている人もいます。
私も眠れない夜に、お気に入りの香りで気持ちを切り替えることがあるので、この感覚はけっこうわかるんですよ。
こういう人は、毎日同じ香りだったり、こだわりを語ってくれたりします。聞いてみると意外と熱いので、話のきっかけにしやすいタイプです。
シーン別に見る香水をつける男の心理
同じ香水でも、つける場面によって心の中はちがいます。職場、デート、いつもの日常と、場面ごとに見ていきますね。
職場で香水をつける男性の本音
職場で香水をつけている男性は、「きちんとして見られたい」「だらしない人と思われたくない」という気持ちがはっきりしている印象です。
とくに営業や接客など、人と会う時間が長い人ほど、香りも身だしなみに入れています。
一方で、職場は狭い空間。私が見てきた中でも、エレベーターや会議室の残り香が話題になることは何度もありました。
本人は気づいていないのに、周りは「また香ってる…」とこっそり言い合っていたりして。これ、ほんとにあるんです。
職場の香水は「好印象を狙う道具」でもあり、「ひそかな不評のタネ」でもある。このふたつは紙一重です。
だから職場でつける人に出会ったら、悪気はないんだな、と思っておくのがちょうどいいかなと思います。
デートや婚活の場でつける理由
デートや婚活の場では、「いい印象を残したい」という気持ちがそのまま出ます。初対面だと、見た目と声のほかに、香りも第一印象の材料になるからです。
この場面でつける人は、ふだんは香水を使わないのに、その日だけ、ということも多め。慣れていない分、量の加減がわからず、つけすぎてしまう失敗もよく聞きます。
逆に、ふだんから自然に香っている人は、慣れている、場数を踏んでいるという印象になることも。ただ、香りだけで人柄まで決めつけるのは早いですよ。
毎日同じ香りをまとう人の心理
毎日同じ香りの人は、「自分の香り」を持っている人です。こだわりが深くて、安定を好む傾向があると私は見ています。
同じ香りを使い続けると、周りの人の記憶にも残ります。
「あの人といえばこの香り」と思われるのは、本人にとって狙い通りだったり、ただのこだわりだったり。香りと記憶は結びつきやすいと言われているので、ふとした時に思い出される存在になりたい、という気持ちがひそんでいる場合もあります。
変化を好まず、ルーティンを大事にする人が多いので、職場でも仕事がていねいで約束を守るタイプが多い印象です。あくまで私の観察ですけどね。
急に香りを変えた時の気持ち
いつもの香りが急に変わったとき、「もしかして誰かできた?」と思う人もいるかもしれません。でも、そう決めつけるのは早いです。
理由として考えられるのは、季節の変わり目、香水を使い切った、気分転換、人にすすめられた、くらいでしょうか。意外と、深い意味がないことのほうが多いんです。
ただ、香りを変えたうえで服装や髪型まで変わったなら、気持ちの変化があるのかも、とは思います。香りだけを材料にせず、全体の変化を見るのがコツですよ。
香水をつけすぎる男性の心理
ここからは少し耳が痛い話になるかもしれません。香水をつけすぎてしまう男性の心理を見ていきます。
鼻が慣れて量が増える仕組み
つけすぎる人の多くは、悪気があるわけではありません。理由のひとつが、においに「慣れる」仕組みです。同じ香りをかぎ続けると、鼻がその香りを感じにくくなる現象があり、嗅覚の順応とも呼ばれます。
すると本人は「最近、香りが薄くなったな」と感じて、量を増やしてしまう。ところが周りの人にとっては、今までどおり、もしくはそれ以上に香っているんです。
これは性格というより、だれにでも起こること。つけすぎの人に出会っても、人柄が悪いわけではないと思っておくと、気持ちがラクになりますよ。
自信のなさを香りで補う心理
もうひとつ、つけすぎの背景にあるのが、自信のなさを香りで補いたい気持ちです。見た目や話し方に自信がない分、香りで存在感を出したい、というわけ。
心理学では、足りないと感じる部分を別のもので埋めようとする働きを「補償」と呼ぶことがあります。
濃い香りをまとうことで、「ここにいるぞ」と主張したい。そんな無意識の動きがある人もいるように思います。
もちろん全員ではありません。ただ、濃い香りをまとっている人が、実は内心とても繊細だった、というケースは私の周りでも何度かありました。人は、見た目の印象と中身がちがうことがあるんですよね。
つけすぎが周囲に与える影響
つけすぎは、周囲への影響が思ったより大きいです。香りの感じ方には個人差があり、本人にとって心地よい香りでも、頭痛や吐き気を感じる人がいます。
柔軟剤などの香り付き製品について、国の機関が周囲への配慮をお願いする啓発ポスターを作っているほどです。(出典:消費者庁『その他(消費者安全)』)
とくに職場や電車のように、逃げ場がない場所では、つけすぎは周りのストレスになりやすいです。残り香のせいで気分が悪くなった、という声を同僚から聞いたこともあります。
香りの感じ方は人それぞれ。自分では「ちょうどいい」と思う量でも、周りには濃く感じることがあります。職場ではとくに、控えめを心がけると安心です。
女性は香水をつける男性をどう見る?
気になるのは、まわりの女性がどう感じているかですよね。いくつかの調査をもとに、傾向を見ていきます。
アンケートに表れた女性の本音
少し前の調査ですが、マイナビニュースが男女300名に「男性が香水をつけるとモテると思うか」と聞いたところ、「モテる」と答えた人は3割弱、約7割が「モテない」と答えたそうです。意外と厳しい数字ですよね。
ただ、中身を見ると「香水そのものがだめ」というより、「つけすぎ」や「チャラそう」というイメージが理由のようでした。モテると答えた女性は、おしゃれ、香りに気を配れる感じがする、と好意的でした。
また、東京ウォーカーが20〜30代の女性100人に聞いた調査では、「好き」と「どちらでもない」を合わせて約8割。嫌悪感を持つ女性は少数派でした。
つまり、香水をつけること自体は多くの場合受け入れられていて、分かれ目は「量」と「香りの種類」ということになりそうです。
数字は調査の時期や対象で変わるので、あくまで一般的な目安として見てくださいね。
好まれやすい香りの傾向
では、どんな香りが好まれやすいのか。調査では、せっけんや柑橘系のような、爽やかできつくない香りが人気でした。清潔感があって、近くに寄っても嫌味がない、というのが共通点です。
反対に、甘すぎる香りや重たい香りは、好みが分かれやすいです。職場のような、いろんな人が集まる場所では、万人受けしやすい軽めの香りが無難かなと思います。
あと、これは私の実感なんですが、「いい香りがする」と言われる人は、香水の銘柄より先に、清潔感が伝わっている人なんですよ。髪、肌、服がきれいで、そこに香りがほんのり重なる。この順番が大事です。
年代で変わる似合う香りの選び方
年代によっても、似合う香りはちがってきます。ある情報では、30代くらいまでは爽やかなシトラス系やフローラル系、40代以降は落ち着きのあるウッディ系やムスク系が合うと言われています。
年齢とかけ離れたイメージの香りをつけると、背伸びしている感じが出て、逆効果になることも。同じ40代の目線で言うと、年相応の落ち着いた香りのほうが、安心感があって好印象です。
とはいえ、好みは人それぞれ。あくまで目安として、「自分の雰囲気に合うか」を基準に選ぶのがいちばんだと思いますよ。
好印象になる香水のつけ方
ここまで読んで、「じゃあ自分がつけるときはどうすれば?」と思った男性の読者さんもいるかもしれません。ここでは、好印象になるつけ方を具体的にお伝えします。
量とタイミングの目安
基本は、1か所につき1プッシュ、全体でも1〜3プッシュ程度が目安と言われています。濃度の高いオードパルファムなら1プッシュ、軽めのオードトワレなら2プッシュくらい、という考え方もあります。
タイミングは、出かける30分〜1時間前がおすすめ。つけた直後は、揮発しやすい香りが立つため、本来の香りとは少しちがうんです。時間がたつと香りが落ち着いて、その香水らしい印象になっていきます。
| 種類 | 濃度の目安 | 使うときの考え方 |
|---|---|---|
| オーデコロン | 3〜5% | 軽く香る。つけ直し前提で使う |
| オードトワレ | 5〜8% | 日常使いしやすい。2プッシュ程度 |
| オードパルファム | 8〜15% | 濃度が高め。1プッシュから試す |
| パルファム | 15〜30% | ごく少量で香る。つけすぎに注意 |
数字はあくまで一般的な目安です。香りの立ち方は製品ごとにちがうので、最初は少なめから試してみてください。
同じ香水を使い続けると鼻が慣れて、量が増えがちです。「ちょっと物足りないかな」くらいが、周りにはちょうどいい量になります。
つける場所で変わる香り方
香水は、体温が高い場所につけると香りが立ちやすいと言われます。男性なら、耳の後ろ、手首の内側、ウエストまわりがよく紹介されています。
耳の後ろは香りがよく立つ場所ですが、顔に近い分、量は少なめに。手首の内側は手軽で、動かすたびにふわっと香ります。ウエストは、食事の席など、ほのかに香らせたいときに向いています。
職場なら、ウエストまわりに1プッシュがちょうどいいかも。もうひとつ、空中に1プッシュして、その下をくぐる方法もあります。
髪や服に細かいミストがまんべんなくつくうえ、つけすぎも防げるので、量の加減が苦手な人にはおすすめです。
つける前に済ませたい準備
香水の前に大事なのは、体を清潔にしておくこと。汗とにおいが残ったまま香水を重ねると、せっかくの香りが変なにおいになることがあります。
朝ならシャワーを浴びる。外出先でつけ直すなら、先に無香料の汗ふきシートで汗をぬぐってから。これだけで香りの仕上がりがぜんぜんちがいます。
香水は、においを隠す道具ではなく、清潔な状態に足す「仕上げ」。この順番を守るだけで、周りの印象は大きく変わります。
ロールオンや小さいサイズの選び方
量の加減が難しいなら、ロールオンタイプという選び方もあります。スプレーより香りの広がりが穏やかで、つける量を調整しやすく、外出先でのつけ直しにも向いています。
あと、はじめて買う香水は、いきなり大きなボトルにしないのがおすすめ。持ち歩き用の小さなアトマイザーや、ミニサイズで試して、1週間くらい使ってみてから決めると失敗しにくいです。
香りは、時間がたつと変わっていくもの。つけてすぐの印象だけで決めずに、数時間後の香りも確かめてみてくださいね。
香水をつける男性との付き合い方
最後に、香水をつけている男性が身近にいるあなたへ。職場の人間関係の話として、私なりの付き合い方をお伝えします。
香りが苦手なときの距離の取り方
香水の香りが苦手なのに、毎日近くの席…というのは地味にしんどいですよね。私は睡眠不足が続くと香りに敏感になる日があって、そういう日の残り香はなかなかこたえます。
まず試せるのは、物理的に距離をとること。席を少し離す、換気のよい場所で作業する、会議では風上に座るなど。相手を変えようとせず、自分の動きでなんとかするのが、いちばん角が立ちません。
それでも難しいなら、本人に直接ではなく、信頼できる同僚や上司、総務に「香りが気になって体調に響くことがある」と話してみる手もあります。
誰かを責める形にせず、「自分が困っている」という伝え方にするのがコツです。
直接伝えるなら、「ごめんなさい、ちょっと香りに敏感で、頭が痛くなることがあって…」と、自分の体調として話すと、相手も受け止めやすいです。
香水をつけている側に悪気がないことがほとんどなので、攻撃ではなく相談、という姿勢でいきましょう。
気になる人の香水の受け止め方
気になる男性が香水をつけているとき、「もしかして私のため?」と期待したくなる気持ち、わかります。でも、香りだけで好意を判断するのは危ないです。
ここまで見てきたとおり、香水をつける理由は、身だしなみ、ニオイ対策、気分、モテたい気持ちなどいろいろ。
あなたに会う日だけ香りが変わる、といった特別な動きがない限り、だれに対しても同じ、という可能性のほうが高いです。
見るべきなのは、香り以外の部分。話しかけてくる回数、目が合う頻度、約束を守る誠実さ、あなたの話をちゃんと聞いてくれるか。香りは、あくまで判断材料のひとつです。
香りだけで決めつけず、ふだんの言動と合わせて見ましょう。
職場の人間関係では、早とちりがいちばんの失敗のもと。15年の派遣生活で、それを痛感しました。ゆっくり、全体を見てから判断していきましょう。
香水をつける男性の心理に関するよくある質問FAQ
Q1. 香水をつける男性は女性にモテますか?
A. 一概には言えません。調査では、香水をつける男性を好意的に見る女性もいれば、つけすぎやチャラいイメージで敬遠する女性もいます。分かれ目になるのは、量と香りの種類です。ほのかに香る程度で、せっけんや柑橘系のような爽やかな香りなら、好印象につながりやすいと言われています。
Q2. 職場で香水をつける男性の心理は何ですか?
A. いちばん多いのは、身だしなみのひとつとして、きちんとして見られたい気持ちです。ほかには、汗やニオイへの不安、好印象を持たれたい気持ち、自分の気分を切り替えたい気持ちなどがあります。私が見てきた中では、悪気なくつけている人がほとんどでした。
Q3. 香水をつけすぎる男性は何を考えていますか?
A. 多くの場合、つけすぎている自覚がありません。同じ香りをかぎ続けると鼻が慣れて、「香りが薄くなった」と感じ、量が増えてしまうからです。ニオイへの不安や、自信のなさを香りで補いたい気持ちが重なっている場合もあります。
Q4. 香水をつけている男性は脈ありのサイン?
A. 香りだけで脈ありとは言えません。身だしなみや習慣としてつけている人が多いからです。あなたに会う日だけ香りが変わる、話しかけてくる回数が増えるなど、香り以外の変化もあるかを合わせて見るのがおすすめです。
Q5. 男性は香水をどこにつけると良いですか?
A. 体温が高く、香りが立ちやすい耳の後ろ、手首の内側、ウエストまわりがよく紹介されています。1か所につき1プッシュを目安に、全体でも控えめにするのがコツです。職場なら、ほのかに香るウエストまわりがつけやすいと思います。
まとめ
ここまで、香水をつける男性の心理を見てきました。大きく分けると、身だしなみ、ニオイの不安、好印象やモテ、自分の気分、という4つ。そして、つけすぎの裏には、鼻の慣れや自信のなさがからんでいることもあります。
- 香水をつける理由は、身だしなみが一番多い
- つけすぎる人の多くは、悪気がなく鼻が慣れているだけ
- 好印象のカギは、ほのかな香りと清潔感
- 香りだけで好意や人柄を決めつけない
香りは、その人の気持ちがちょっと見える窓みたいなもの。でも、窓の向こうを全部わかったつもりになるのは、ちょっと危ないんですよね。
あなたの周りの香水男子も、きっといろんな事情で香りをまとっているはずです。
今日もきっと、職場ですれ違う誰かの香りが気になる場面があるかもしれません。
そんなときは、「あの人はどんな気持ちでつけてるのかな」と、ちょっと想像してみてください。人間関係のストレスが、少しだけ軽くなるかもしれませんよ。


